リーガル、お店の空気が心地よい。
仙台の街中、南町通りと東二番町通りの交差するところに、リーガルシューズのお店があります。私は10年ぶりにそこにいきました。当時、なんどもそのお店にいっていました。理由は買った靴が痛かったからです。私のかつてのバイク転倒事故が原因なので、私だけの痛みなのですが、なんども見てくれました。残念ながら結局はかないままになってしまったのですが、そのときのことを今日、10年ぶりにお店にいって思い出しました。
店員さんはすっかり変わっています。お店のムードというか空気感はかわっていませんでした。私は手短に持参した靴の中敷が欲しい、と説明すると笑顔で快く中敷を選んでくれました。リーガルのような良い靴ではなくSCで購入するような靴でしたが、丁寧にみてくれました。10年前の事故で痛めた足の影響で、左右の足の大きさが違います。靴底サイズは同じですが、足の窮屈さが違う、というべきでしょうか。なので、普通の中敷では右がすかすかでした。そこで、中敷に更に厚みをつけるパーツを取り出して、何度も調整してくれました。最後には、丁寧に磨いてくれました。
明日からの出張で、この靴を履きたかったので、これにはとても助かりました。前にこの靴で出張にいったのですが、ぶかぶかの方の足をかばう余り、反対の足に大きな豆が出来てしまいました。そして歩くことをなるべく避けるような行動をしていたと思います。この中敷をつけてもらったおかげで、靴がぴったりになって、とても歩きやすくなりました。
明日から出張なんです。どちらまでですか。東京です。あら、そうですか。そんなたわいも無い会話。距離感がちょうどいいんですね、親しすぎず、冷たすぎず。中敷の料金は1000円に満たないものでした。普通に中敷だけをSCで買うのと大差ありません。私は、その靴を磨いてもらっている間、随分、お店の靴を手にとってみていました。今日は持ち合わせが無いので、買いませんでしたが欲しい靴がいくつかありました。そして、またこのお店に行きたいと思いました。
もしかしたら、すぐには行かないかもしれないし、欲しかった靴は無くなるかもしれません。ただ、10年前に感じたのと同じ空気がありました。そして10年前にも「欲しいモノが数点ある(今回の欲しいと思ったものとは違います)」と感じていました。私が次にちょっと良い靴をほしい、とおもったら、ここのお店に足が向くだろうなと思いました。そしてその心地よい空気の中で、たのしく買い物している自分を容易に想像できます。
仙台にオススメのものはいくつもあります。この街中のリーガルのお店も、仙台で靴を買うなら、オススメです。心地よいきもちをふくめて、よいお買い物が出来ます。