ハッピーライフの4原則

私の考え方、行動の原則は、こうなっています。
今34歳の私は、「志しを極めて社会を豊かにする」という考え方をしていますが、上記の4原則は、もっと前、30歳の時につくったものです。
当時、商社を退職し、大学院の社会人博士課程で、ハイテクベンチャーの経営戦略論を研究し始めた頃でした。私は、それまでの人生を振り返り、決して人に見せることのない「Happy Life」という数十ページのドキュメントを作りました。3日間、図書館にこもりきりで、深く深く考えて。私は何者で、何をしたいのか。どこへたどりつきたいのか。そういう人生の大きなグランドデザインを描こうとしたのです。
当時は発想法や創造性の専門活動はしていなかったので、30年間の知識だけで紡ぎだして行きました。
これは、4年たった今も参照しています。中には当時、腹を決めたことが、今の私に指示を出していることもあります。
そのペーパーの最後のページに、私は、「自分がどこに辿り着きたいのか」を明記しました。そこに至るには、ルートは複数あるけれど、どのルートをたどっても必ず行動の原則となるものを、シンプルな形で残そうと思いました。そこで作ったのが、上記の4原則です。
1.私利私欲を追い求めないこと
2.好きで得意なことを仕事にすること
3.社会に新たな価値を生み出す仕事に、志をもって打ち込むこと
4.理想の家庭像を描き、実現への活動をすること
これさえ守っていれば、どんなに奇妙なルートを通っても大丈夫、そう思っています。
今日のこのブログは、実はエントリー1000件目。記念に、はじめて私のそのペーパーの中身(の一部)を公開しました。私の考えること、行動原則を述べることで、いろんな人と一緒に、さらに何かを創れたら、と思い。
正直いえば、経済的な損得は瑣末なことだと思っています(決して、経済的な価値観の方を否定はしません)。社会に、私たちがいなければなかったはずのものを創れそうならば、一緒になって全力で取り組みます。