追い風にも、頭(こうべ)は垂れてすすめ
追い風のふく調子がいい時は、
いつもよりも、感謝と謙虚を持つ方が良い。
不遜になる兆し、
「不」のつく言葉を口に始めている、そう感じたら
自分を見直したい。
不満
不足
不十分
不具合
ブシツケ(不躾)
そうしたことを、思ったり、口にしたり。
でも、本当にそうだろうかと見直してみてほしい。
そして、自分の感じている「不」にこう問いかけてほしい。
結構、満足しているよ。
彼、充分やってくれているよ。
仕事の出来具合、いいんじゃないかな。
美しい対応の方法だよ、ある意味では。
人は向かい風にこうして進まねばならないとき、
自然と頭(こうべ)を垂れる(頭を下げて進む)。
人は追い風に背中を押されて進むととき、
忙しさや相手の不手際にかこつけて
自然とわが身がふんぞり返り、それには目を向けない。
追い風の時、人は自然と不遜になる(ふんぞり返って進む)。
であれば、自分を律するには、ただ一つ。
自分が調子をいいことを早めに認める。
謙虚に「まだまだ自分なんて」といわずに。
そして、認めてしままって、さっさと謙虚になろう。
追い風にも、頭(こうべ)は垂れてすすめ
充分、周りの人に感謝しているか?未来の己よ。
小さいながらも、ほんのすこし調子のよい状態にある現在の自分が、
おくれる精一杯のメッセージ。
いずれにしても、風の吹くときには、フォローでもアゲンストでも、身を低く保つ。風に煽られることなく、自分の意志と力で、歩を進めて生きてほしい。