私たちがそれを、創ろう
「創ろう、今年の冬も」
夏が終わって仙台には肌寒い日が続いていました。8月末から肌寒いとは、今年の夏はずいぶん早い。ところで、毎年冬になると、外にでるより仙台にいて、何かツールやアイテムを創るのですが、今年の冬も、創ります。
開発アイテムの小プロジェクト、社外と連携するプロジェクトなど、いくつかネタが仕込まれています。
その中でも今年の冬は、おもしろいものができそうです。
先週末までは、非常に忙しくしていて表面的には報告をできていなかったのですが、実はデュナミスの中で、いろいろ作り始めています。
ある種のノウハウを「手にとって触れるモノ化」してしまおう、ということに2つの部門が取り組みます。どこまで形になるのかわかりませんが、私が社内に籍を置いているあと半年の間に、具現化と事業化フェーズまで、がっちりお手伝いをしようと思っています。
私の中では開発コード「O」と「M」と仮ネーミングしています。
「O」は、完成すれば、コンテンツ制作の仕事をしている人・企業にとって非常に扱いやすいアナログツール、あるいは、制作のコミュニケーションを促進するツールになりそうです。
「M」は、完成すれば、デュナミスの人材が24時間以上に価値提供できていない現状をはるかに超えて、多くの日本の子供たちに、楽しい、成長できる、考える力が付く、というものを提供できるツールになりそうです。
ブレスターの開発とは、コンテンツホルダーが全く違うので、どういうものができるのか、予想しにくいですが、どちらの案件も、コンテンツを持つ人がかく道のプロなので、エッジの利いた、訴求力と魅力のあるものになるでしょう。
また、私の方でもオリジナルアイテムをいくつか仕込んでいます。
・オリジナル発案ノート
・アイデア会議の発言を引き出すSCAMPERシート
・ブレインライティング・パッド
あるものはデザインが最終段階に入っています。あるものは、実は本日、イラストレイターさんと初回の打ち合わせをしたものもあります(コンセプトの共有ミーティング)。
アイデア会議に困っている日本中のリーダを支援する道具で会ったり、一人でブレストをすることのが多い企画系人材が、マダラートともマインドマップとも違った新しい感覚のシートを使ってアイデア出しする道具であったりします。
私の場合、9月10月は例年、日本中を出張しているいることが多い月ですが、走りながらも、創る作業を止めることなく進めていく、と社内の方にはお伝えしています。
私の駐在期間がおわるまでの半年。恩返しの意味もあって、全力でこれまでの知識・経験を動員して、取り組みます。
そういう仕事をするときには、いつもこう思っています。
「私たちがいなければ、なかったはずのものを、創りだそう」
と。
もっとシンプルに
「私たちが”それ”を、創ろう」
と、短くセリフに思いとベクトルを込めたい、ですね。