住む家によってこうも違うものか…
12月27日。仙台に久々に大雪が降りそうです。八木山南からみえる仙台南部は雪で視界が数百メートル先しかなく、ああ何年かぶりの豊富な積雪だなぁとおもっています。
前の家は、外気温と室内温度があまり変わらない家でした。人の呼気で窓ガラスは水滴がついて凍りついていました。玄関扉は凍りついて開かない、という冗談のような状況でした。雪の日は、本当に寒い家でした。ストーブは直接当たっていないとさむく、どんなにながくつけてもどんどんその分、隙間風がはいっていて、冷えて行ってしまいました。吸い込む息が、家の中なのに、本当につめたくて、起きぬけはしばらくは仕事になりませんでした。
今の家は、気密性の高い家で、今日のような大雪になりそうな日でも、ああさむいな、ともう程度で、窓は凍りません。朝起きて、机に向かっているのですが、寒くてPCを打つ手がかじかむ、ということもありません。小さなストーブを付ければほどなくあたたかくなりました。
仕事をするための環境が大事だとよくいいますが、今回の引っ越しで本当にそれを実感しました。どこででも仕事を私はします。日本中を移動しながら仕事をすることも結構あります。いろんなホテル、いろんなオフィスで仕事をします。なので、かなりどんな場所でも大丈夫なたちですが、やっぱりホームポジションが一番長いので、その環境が良いというのはいいですね。自分の書斎、自分の机ができたことで、寝る前にしていた作業をそのまま保存しておけるのも大きいですね。前は、しまってから寝ないと、朝子供たちが起きてきて触ることができる状態だったんです。昔なにかのブログでかきましたが、小さなちゃぶ台、これが私の自宅でのワークプレイスでした。講演や執筆もそこでしていました。今は、木工デザイナーの工藤さんが手作りで作ってくださった机です。仕事のはかどりがまったく違います。
長くなってしまったのでこの辺で。あまりにも、住む家によって、仕事の環境が違うということをおもったのでした。