2の6乗、概念分解能
ふと、点字の考察からおもっていたこと、その私的メモです。
2のN乗が、40~50を初めて超えるのは「6乗」です。64です。
一つ下、「5乗」は、32で、ちょっと40~50ゾーンに足りない。
一つ上、「7乗」は、128で、多すぎる。
「6乗」が50をちょっと超えるけれど、かなりいい数だと、思います。
石井仮説、なのですが、「人間がひとときに、ペンも紙ももたずに、理解できる概念の数は多くて40~50である」と考えています。
紙に書く行為をなしに、頭に入れるだけで話を聞く場合、かなりの集中をしていても、それ以上の数の概念は「別のもの」と認識できなくなる。そんな傾向が多くの人にはある、と。
この数が2の6乗に当たるということは一定の計算ができるかもしれません。
ある種の領域を対象にものを考えるときに、人間が一度に曖昧にでも把握できる「あり・なし 二択インデック」の数は6つ程度しかないのではないか、と。
それを超えるような違いにあたるインデックスは、あっても
認知できない。そんな気がします。
たとえば、本当にたとえば、の想定例ですが、
私たちが、密林の奥で異型の生物種を発見した時に
目を凝らして、何でそれらの個体差を認識するかといえば
「色」「大きさ」「形状」それから、
「行動パターン」「身につけたり利用している物体の違い」
ぐらいではないでしょうか。
あるいは、「鳴き声」ぐらいですかね。
それ以上のインデックスもサブ化していけばなくはないはずですが
さっと初期的な観察で個体差の理解はこのくらいかと。
これが概念の世界で、「AとBは異なる概念である」と認知できる”分解能”ではないかと。
眠くなってしまったので、メモ的にアップしておえます。