娘にせがまれて、組み立ててみたもの
シルバーウイーク(という言い方は、次の5連休である2015年ごろまであるのでしょうかね)の間、家族との休暇を、自宅周辺でゆっくり楽しんでしました。腰もほぼ完治して、毎日、徐々に体力づくりをしていました。
iPod touchが手に入ってから(休暇中に)PCを立ち上げる時間が劇的に減りました。ちょっとした調べものにとっても便利で、かつ、すぐに立ち上げられる、すぐにオフできる、という素早さ。ただ、メールについては、あまり機能的ではないので、ずいぶんたまってしまっていました。
さて、娘にせがまれて作ったものの、大変な苦戦を強いられたものがあります。
それは
「 6年の学習 秋号 」
(サブタイトルは、日本の歴史 幕末-終戦セット、です。渋い。)
です。学研の「科学」、学研の「学習」というシリーズの一つです。
これ自体は、私が「歴史のすごろく」をサンプルとして手に入れたいとおもって、書斎の「アイデアツールの開発用参考資料箱」に入れていたのですが、それを娘たちが「わー」っと入ってきて、「お父さん、これ、やりたい」と見つけてしまいました。
もうすぐ6歳になる娘は「6歳のための知育のなにか」だとおもったようです。
娘は手開けてみると、「このペーパークラフトをやりたい」といってきました。私はこれは作るつもりがなかったので手つかずで残していたのですが、なら、いいか、とおもって、許可しました。
しばらく娘は考えてから、「きりとりは、さおがやるね。」といって、切り取り始めました。
『きりとり”は”』ということは、組み立てはお父さんがやるのか・・・。
とおもいつつも、娘の期待にこたえて作り始めました。
そして、最終的に出来上がる造形の複雑なこと。。。
できあがる建物の背面は微妙にアーチを描いているのですが、それも再現されていて、組み立ては、90度ではないつながりを、木工用ボンド風のなにかで、つけていくのですが、これは、かなりの大変さでした。
そしてできあがりました。
こうです。

台座やドームなどの全ては、もともと平面的な紙でした。
この紙パーツ 、設計した人、凄いなぁ。
初めての人でもつくれるように解説がついているのもすごいぞ。
とおもって、感心して作っていました。
そして、何と暗くすると、こうなります。

原爆ドームの現存する部分が、蛍光塗料で発光します。
なんて、示唆深い・・・。
一応別の角度から撮ったショットも載せておきます。

暗くすると

作るのに、かかった時間は90分。娘がパーツを切り離すのにかけた時間は抜いて。
途中、何度も下の娘の妨害にあい、倒壊やへんてこな接着角度になる危険を乗り越えて完成をみたときには、結構な達成感でした。(かなり、いい加減な品質で作りました。貼り合わせの正確さや乗りの表面付着など、品質的にかなりレベルを低く設定することで、作業速度を確保したのですが、それをきちんとやろうとしたら半日かかるでしょう。おもに乾燥工程ですが。)
振り返って思うのですが、小学6年生がこれをつくるのかぁと、思いますね。大人が取り組むのにちょうどいい難易度ですね、これは。