島野さん、大人の科学(Vol.26)に載る
仙台に住む友人「折りたたみギターの島野さん」が、本日発売の大人の科学に、載りました。
http://otonanokagaku.net/magazine/vol26/book.html
この号は、布袋さんが表紙で、なんとミニエレキが付録、という豪華な号です。
手作りの独創的な楽器をつくった人々、的に、3名の方がとりあげられています。折りたたみギターで島野さんも。
島野さんのこのギター、本当にいいつくりです。私は様々な技術や機械を、眼にすることがありますが、このギターの機構の精巧さと検討さといったら、ちょっと、唸ってしまうほどです。
ネックが折れるのに、その折りたたみの最中も、伸ばした時も、わずかにも、がたつかないで、なめらかに「すこっ」と伸縮するんです。直線がのばしてみても、保たれているんです。これはすごい作りです。大量生産しようとしたら、超精密な加工工程がいるでしょう。
職人としての息吹がにぎったときにかんじられて、背中がぞわぞわする、そんなモノ作りされています。
このギター1つを抱えて、アメリカへ、ブルースを引きに、ふらりといっちゃうような、かっこいい、職人アーチストさんなんです。
今のお仕事も、松島でオルゴールの博物館で、歴史的価値のあるような機器の駆動部をメンテナンスするという、なんとも、趣あることを仕事にされています。
仙台には、スゴイ人がけっこういるもんだ、とよくおもうのですが、島野さんは、その最たる例のひとりですね。おごらず、かざらず、とても謙虚ですが、島野さんは、人生を謳歌し、今を楽しむ生き方をしています。
動画のひとつは、こちらから見られます。
http://zoome.jp/kurari/diary/26