カードを回すアイデア会議
先日のアイデア会議の様子、写真2枚だけアップします。
6人がいます。3分間、それぞれにアイデアをカードに書きます。
時間が来たら左隣の人にわたします。
それをみて、発想の刺激を受けて、また3分書きます。
(基本的にはこの繰り返し)
今回は、3分を4回やりました。合計で12分。
カードの数は、79枚。
1ラウンドに1人が書いた枚数に割り戻すと3枚ちょっと。
その後、ハイライト法(直感的に、アイデアの質の高いものを
可視化していく作業)をしました。
ハイライト法は、6分ぐらいです。皆が席をたち、卓上のカードを見ながら☆をつけていきます。(各々で)。
そして、☆6つ~1つ、と並べていきます。

ここまで、18分。
この場では、「面白い発想のテーマを出そう」ということで、発想のお題を、たくさん作り出したでした(新商品に掲載するテーマリストになります)。
上位のカードを1つだけ紹介します。

これでブレストしたら、結構、アイデアに幅が出そうです。
これ以外にも、優れた「発想のテーマ」が上位に抽出されていました。
実際には、18分のあと、もうすこし吟味というか、特定のカードに付いて、振り返りが自然とおこりますので合計では30分、と言ったところでしょうか。
最終成果物としては、26個のアイデアが、新商品の中のテーマリスト候補として、ノミネートできました。
短い時間でも充分な量と質を、アイデア会議にもたらすことは可能です。ブレインライティングシート2もそのひとつですし、ブレスターもそうです。でも、そういう商品化された道具だけじゃなく、人の営み(プロセス)が、本質にあって、それさえあれば、本当は、その辺にあるもので人はかなりのアイデアを出せるはずなんです。私たちのチームは最初のひと転がしを容易にする道具を、世の中に提供しています。テイクオフ、のための、ガイドレール、というのが、一番近い、心象イメージでしょうか。この会議自体も、そういうツールを作るためのアイデア会議をしていました。