イーゼルパット的な道具を作る
イーゼルパッド、という道具があります。
一言で言うと、巨大ポストイットですが、とても使いやすくて
いい道具です。
584×508mmのサイズの紙面で上にポストイットののりが幅3センチぐらいついていて、書いたらはがし、窓とか、壁に貼っていけます。これが20枚で3500円ぐらい。
このサイズだと、どんどん議論を書き込んでいっぱいになったらはがして窓にはっていく、という使い方ができて便利です。模造紙を同じようにすると、はがしてはるときに、議論のスピードが落ち、あまりしっくりきません。また、場所を張り替えるときにも使いやすくていいです。
しかし、です。高いんです、これ。
3500円で20枚ということは、一枚あたり175円。この値段になってくると、どんどん書いては捨てて、ということに中所を感じます。
模造紙(788×1085mm)の価格を比較してみると
のように、20枚で900円ぐらい。一枚あたりにして45円です。(しかも、サイズはおおきいわけで)
※イーゼルパッドには自立できるスタンドがついているので、単純に紙の比較だけでするのは比較対象としては、きついものがありますが。
ここで、昔、思いついて大失敗したのが「ポストイットのり」です。
”ポストイットのようなはがせる粘着性ののりをつかえば、これになるだろう”、と思い、やってみました。結果、壁に「のり」が残ってしまうという大惨事に・・・。
・・・
しかし、近年、いいものが出てきました。
「のりでできた画鋲」です。
これで、この案が息を吹き返しました。
トンボの「ペタッツ」
http://www.tombow.com/products/catalogue/sougou/r/spdfdata/00001_153s.pdf
(40個262円)
ヤマトの「掲示用粘着クリアタブ」
(上記は10セットですが、バラでも買えます。)
(1セットは、36個378円)
どちらもきれいにはがせるもののようです。
粘着度にもよるでしょうが、1つの紙面に2箇所はるだけとするならば、「ペタッツ」1セットと、模造紙20枚とで、「1,131円」です。一枚あたりに換算すると57円。
これぐらいだと、ホワイトボードの代わりにどんどんつかう紙面としてありかな、と思えます。
(ホワイトボードに比べて、いいところ、わるいところがありますが。いいところは、持ち帰れるところ。わるいところは資源が無駄になるところ。運ぶに重いところ。)
貸し会議室には大抵、ホワイトボードがありますが、たまにホワイトボードがない会議の状況もあります。そういうときには、こういうフリップチャートは絶大な威力があります。
こういうときに、つかっていこうか、とおもいます。
