アイデアワークショップvol4を行いました。
7月30日、仙台の卸町のTRUNKにてアイデアワークショップを行いました。今回は、「販売促進の企画を練るときに役立つ発想法」というテーマで行いました。
はじめは、スピードストーミングです。5分間のペアブレスト、1分間のメモ、そしてペアの組み換え(フォークダンスのように外側の人が一つずれます)、という形で、これを5回ほど繰り返します。
それぞれ属する業界が違うので販売の促進の仕方が違います。自己紹介とともに自分の業界での販促方法を説明しあって、自分の(あるいは相手の)業種に取り入れるとしたらどんなアイデアになるだろうかということをアイデアベースで話し合いました。
次は「はちのすボード」という発想トリガーの書かれた”はちのすノート”をつかいました。もともと、「はちのすボードA1(ブレインペーパー01)」というホワイトボード状のアイデア会議ツールでしたがこれをミニサイズにコピーして(それでもA3という大きさですが)発想ワークにつかったものです。
中央に発想のテーマを書きます。今回は販促のアイデア、ということでテーマを「売り上げを今より20%伸ばすにはどうすればいいだろうか」というテーマにしました。
5分間、ボードの中の発想トリガーから引き出されるアイデアを書いていく、という発想作業をしました。その後、まだアイデアが出そうだということで、5分ほど延長しました。大体、平均して一人10以上のさまざまなアイデアが出ていました。
その後簡単に、アイデアの魅力を評価するワーク「ハイライト法」をテーブルに同席するメンバーでおこなって、アイデアの中でも特に質の高いものを可視化しました。
その後、進行がうまくいって時間があったので各テーブルで、1名のアイデアを皆で広げるブレストをしました。私のテーブルはフリーキャスターの赤間さんのを題材にしましたが、これがなかなかおもしろい展開になりそうで、クリエーターとの連携であるものを生み出せそうな可能性が見えました。
今回の記載内容は、秋の創造学会での発表の際の分析資料として使わせていただいて、具体内容は記号化した上で発想ワークにおいて「はちのすボード」がどのような効果を持っていたか、実際にどういう特性をもっているか、を紹介したいと思います。
アンケートを書いてもらって、そのあとは、自由な交流時間でした。皆さん名刺交換をしたり、アイデア出しの続きを話し合ったりしていました。
アンケートをざっと拝見したところ、とても皆さんにとって有益な場となったようです。詳しくは日を改めて紹介します。