夕暮れ、から、蒼い時へ
今日は書斎で、企画をしていました。
午後4時の机の様子。
(ちなみに、左が、消せる紙、右が、お仕事ボード、ともにホワイトボード状の紙です)
部屋がオレンジ色になったなぁと。
で、窓のそとを見ると。
夕日が。
うつくしいなぁと、しばしみていたら、目に黒点ができてしまって、モニターがみづらくなりました。太陽を裸眼で見てはいけないんでした。
それがおちきって、しばらくすると、夕暮れのそらから、蒼い空へ。
なんてことのない一瞬でしたが、肉眼でみる、仙台の秋の夕暮れは凛と澄んだ空気に、言いようのないグラデーションで赤から青がひろがっていて。
ふと横を見ると、沢山の花が咲いていて。
こういう美しいものは、全部タダでもたらされているんだなぁと、思ったら、自分のしている仕事はお金をもらってどれだけ人の心に訴えかけられているのだろうか、と思いました。
人口が減る、環境対策が厳しくなる。そういう社会において経済の総額が縮小するのは仕方ないとしても、自然が豊かだった過去の日本にゆっくりゆっくりと帰っていく社会でもある。と、近年美しいと感じるようになった夕焼けを見ながら思うのでした。でも、それは、年のせいかな。気が付けば、40台が見えていて、気持ちの上では駆け出しでも、社会的には中堅、ベテランの世代にはいる層に近づいています。
有限の時、一瞬の時間、人間の認知できる世界、そういうものについて、ふと、思いをはせる夕暮れでした。