オープンアワー拡大版をしました。タカハシ流ヒットアプリの作り方のコツ。脳波アプリのブレスト、魅力的な企画書を書く!勉強会。
8/11、Fandroidのオープンアワーは、三時間・拡大版で行いました。
【!】 音が出ます。
参加者の方が自由にきてもらえるような時間で、主にイベントやブレストなどを行っています。特に何もしないで、ただおしゃべりするだけ、というのも要望にありましたのでいずれ。イメージとしては、大学の先生が生徒ウエルカムタイムとして設ける「オフィスアワー」と、大学が学外の方にどうぞ見学に来てくださいという「オープンキャンパス」のようなものです。Fandroidに参加する予定がない人でなくても、大丈夫、もちろんウエルカムです。

A3の初回のコンテストの受賞者「タカハシケンイチ(高橋憲一)さん」。彼から、戦略的にアプリを作る、応募する、という時のコツをみんなで伺いました。
ちなみに、名前表記がカタカナなのは、同姓同名の方で、IT界隈で有名な方(頓智・の高橋さん)がいるので、彼は、カタカナ表記にしているそうです。
タカハシさんは、実は、私の、高校時代(稲毛にある、千葉市立千葉高校)の水球部の動機でもあります。人生がまたここで交差することがあるのも面白く、お互い、それぞれの道を来たねえと。卒業後は長らく交流がなかったのですが、アンドロイドが縁で、また、接点が多くなってきたのです。今回は、彼が、全て自腹で来てくれて、かなりしっかりした内容の話をしてくれました。

ちょっと見ただけでも、もう、興味深い感じのスライド。

みんな、真剣にきいています。

全景はこんな感じ。椅子が足りないのでシートをひいて座っている人も。

即席のプロジェクター台が、いい感じ。

話しは、シンプルで、明快。そして、面白い分析が次々と。

戦略的なコンテスト応募にむけて、とっても賛同。
「新しいアイデアよりも、実体験から改良したというストーリー」 この辺、特になるほどー、と。
戦略的な作り手の持つべき思考、として、とても興味深いことを私たちに教えてくれました。
彼はその後のブレストも参加してくれました。
詳しい話は、そろそろかけそうなのですが、Fandroidとしては、第4のアプリとして、なんと脳波を計るサンバイザー型デバイスと連動する、Androidアプリをリリースしようとしています。(この辺は、各イベントでオープンにしている事なので、書きますが、ある時点でしっかり、全容をお伝えしたいと思います)。
そのアプリ、第一期開発で形になるところはもう目前ですが、そのリリースを前に、私たちはすでに、第二期開発、第三期開発を、目指して、もう構想を初めています。今回のブレストでは、その第一期開発で作ったアプリを体験してもらい、その要素技術でできることをブレストしました。

オレンジのサンバイザーが、脳波を読み取る道具です。ワイヤレスでアンドロイド端末に、情報を届けます。

脳波の状態に応じて、画面の中で、キャラクターが変化を起こします。集中度とリラックス度の2つを、がんばって変化させて、簡単なゲームを達成する、そんな内容です。
ちなみに、被験者は、昨日一緒に、仙台に移動してきた、キングジムの遠藤さん。(彼もその後のブレストに参加してくれました。)
カヤックに、テレビ取材も入っていたので、テレビカメラもまわっている中で、わいわいと、体験会。

さあ、それをテーマに、第二期開発のアプリアイデアを皆でブレストします。

具体的な要素技術や物が発想のよい材料となり、今日はいつもに増して、わいわいと。

事務局の佐藤さん。石井がいろいろ言い出して、やれ、ブレストCafesだ、やれ、○○制度をつくろうだ、という度に、一生懸命動いてくださっている方で、出張しがちな私でも、理事長をできているのは、事務局が本当のブレインだから。いつも、黒子をありがとうございます。

テーマはこれ。今日の進行は「三人ブレスト→組み換え→三人ブレスト→アイデアスケッチ→ハイライト法→レビュー」という進行にしました。

要素技術の簡単な説明と、ブレストの時に心がけてもらいルールを1つだけ。

壁際は、仙台支社長の野崎さん。オフィスと交流空間に壁はなく、椅子も誰かが持って行ってしまっていて。そんな環境です。

大題、Fandroid界隈にいる人々のプロファイルや雰囲気を代表する一枚。

アイデア、新しい可能性、失敗しても進む、の空気。
この後、アイデアスケッチを書いて、人数が多いので時間の関係で、6人組3つに分かれ、魅力度の高いモノに☆を付けました。その後は各組の中で☆の多かったものをレビュー。18人で、52枚のアイデアスケッチが生まれました。
中には、「そりゃさすがに、この技術では無理だよ(笑)」というものもあれば、「ああ、それならば、この技術の範囲内でかなり面白い体験を作り出せるね」というものがあり、いくつもの可能性が手に入りました。
開発は、PPPの藤井さんがシリコンバレーとやり取りながら、してくださっていて、ここまで来ました。この後、実機の体験タイムもつくって、希望者にいじってもらいました。私もやりましたが集中とリラクゼーションの2つをやって「達人!」の判定をいただきました!うれしいですね!

一転してまた、スクール形式。貴重なノウハウを学びあいました。
この辺、意図して混ぜたわけではないのですが、静・動・静で、いい感じになりました。

その企画書の勉強については、今後、秋にむかってのオープンアワーでも幾たびか行う予定です。
最初の講演者・高橋さん、カヤック仙台支社長・野崎さん(企画書ライティングの勉強は、彼のノウハウによるところが大きく)、みんな混ざって、質疑応答というか、意見交換をしました。
・・・
2011年8月13日 5:00~6:00
新・週刊フジテレビ批評 ~ネット企業復興支援のその後
http://www.youtube.com/watch?v=b8bUG2KCPro&feature=youtube_gdata_player
私も、3:50秒の前後に、数秒だけコメントをしています。(結構沢山しゃべったのに!というのは、お約束ですから。)牛タンのアプリがイチオシになっていて、その影響か、かなりそのアプリのDLが今伸びているようです。
皆さん、お盆明けから、オープンアワーは新しい取り組みも始まります。ぜひ、ご興味のある内容の時はおいでください。ブレストCafeも、それらのコンテンツの一つとして、間欠的に執り行いますので、ぜひおいでください。