外国語のフォントを入れる(ハングル)
海外でのワークショップ時に、アイデアワーク用のカードを作って持っていく、ということをしていますが、
1.【概念】 ワークを設計し
2.【具体】 平易な日本語でコンテンツを作り
3.【翻訳】 翻訳サービスで現地の言葉に翻訳してもらい
さて、いざ、それをカードツールにしようとして「フォントが・・・」という段になりました。翻訳してくださるので、その現地の言葉で書いてくれているわけですが、表示されるフォントがどうも「とにかくWindowsとしては表示できています」的な感じ。なのでこれは、発想コンテンツの道具としては、無視したくない感性的な要素。ちょっと手間をかけることにしました。具体的にはハングルなのですが、表示できるフォントだと、「日本語フォントで言う教科書フォント」みたいな、ちょっと若いクリエイターには「あー、なんで田舎の博物館の入場案内みたいなフォントでうつかなー」感満点です。時々、デザイン性のよいツールの日本語に訳されたコンテンツが「残念フォント」で書かれているのを見て、「そのひと手間を惜しんだのは、大きいぜよ、製作者さん・・・」と思ったのもあり。というわけで、
4.【表現】 カードデザインのテイストにあううなフォントを探して入れます。
「韓国語 フォント」で探すと結構出てきました。
その中でも以下の所のサイトがよかったです。
FONT(C)LUB
http://www.fontclub.co.kr/Community/FreeFonts.asp?subtype=01
その中の 「텐바이텐 폰트」 テンバイテンフォント をDLしました。ダウンロードファイルをフォント一覧に反映させるにはWin7なら簡単でファイルをクリックして「インストール」ボタンを押すだけでした。フォント一覧の中では” 10X10 ”と表記されます。
(ハングルハッキョさんのWebサイト http://hangulhakkyo.blog104.fc2.com/?mode=m&no=79 から、上記のフォントサイトを知ることができました。ありがとうございます)
追記:
この後、プリンターから作った韓国語のブレスト・ゲームカードを出力したら、フォントが表示されないエラーが。True Typeの問題だ、ということで、対策を誇示たら、8割はうまく出力できるものの、ところどころ、おかしい(□に×表示)印字に。
いろいろ思考錯誤した結果、別の候補としてDLしておいた 「 KT&G SangSangBodyL 」を使ってみたら、全部すっきりと印字できました。日本語の「メイリオとHG丸ゴシックMの中間」みたいなフォントのテイストで、なかなかいいフォントです。
(補足:自分の中の気づきメモ:ハングルは、私には読むこともできないぐらいなじみのない文字なので、その国での流行のフォントに近いのかどうかは分かりませんが、アルファベットで言えばTahoma、日本語で言えば、HG丸ゴシックM、みたいなテイストであるのは、なんとなく、文字のデザインを見ていてわかりました。人間の感性は、そういう文字から感じる”テイスト”みたいなものってありますね。なお商品化する場合は、現地でしばらくユーザ層が目にするような教材や高品質なデザイン、ブランドショップのロゴや店内で使われている文字などを、見て回るといいだろうなぁと思いました。フォントとカラーを見に行ってきますって、外国への旅をするのも、なかなか、楽しそうです。そう、”色”も、多少、ありますからね、国柄とか文化性が。初期のアメリカのパワポの基本配色って、げんなりするほどひどかったですよね?そういうものを作らない、ために、と。)