技法の二軸マップ
9月16日。
今日は祝日ですが、やりたい仕事がいっぱいで、今日も仕事をしています。
今は、創造技法を二軸MAPに並べる、という作業をしていました。

厳密に誰からも意味があるように分けるのが結構難しくて、質問されるたびに、つどお答えしてきたのですが、きちんと、研修で提供する主な技法を、配置してみようと思い、作りました。
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この技法をマッピングすることで、自分が普段、どのように組み立てているかも、また一つ自己認識することになりました。
はじめは、左上(即効×心理)から入ります。アイスブレイク的に。
次は、右上(即効×手法)へ。ここがメイン。
更に、右下(深考×手法)へ。ここにくると、創造力の高い人がかなりパフォーマンスを上げることができ、玄人向けに。
最後に、時間があれば、左下(深考×心理)で、創造的資質というエンジンのアクセルを意図的に深く踏み込むための事を紹介。
そんな流れになっています。
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なお、多くの文献を見ると、古典的な創造力の本や、創造性の読み物、というのは、ほとんどがこの辺(左下)におおく、
創造力がTIPS化していく時代には、受けがいいのは右上です。左下の部分の話は受けが悪いのだ、と研修部門の方は、嘆きますが、私もできることなら、その左下を。なぜなら、10年たっても、職位が上がっても、使える知識というのは、必ずしも「即効薬」や「手法」じゃないんです。もちろん、残る手法もあるのですが、それよりは、創造的心理様式の意図的な形成の仕方(一番左下にあるもの)、の方が、長く使えて、ずっと後になっても使ってもらえる知識として、その人の中で役立ち続けるものとなるでしょうから。