【スライド】BEDプロジェクト(浜松)アイデアワークショップ
2013年9月28日。

聖隷クリストファー大学には、創造技法の関係でご縁があって、今回はそのご縁で、アイデアワークショップを実施しました。
1.流れ
はじめにちょっとしたアイスブレイクをし、
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主催者さんから、テーマの理解を促進するためのアイデアフラッシュを紹介していただき、
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5分交代のペアブレスト
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アイデアスケッチ
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良案抽出
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トップアイデアのレビュ
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チーム形成
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発展ブレスト
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まとめて、スマフォに向かってプレゼン(動画を記録)
という流れです。
2.前提
主催者はBEDプロジェクトさんという、大学関係者や産業界の方々で構成するプロジェクトです。
そのメンバーである炭谷先生が、先日イベントでプロジェクトの事を紹介されていたものが、Youtubeに上がっていました。
http://youtu.be/W4fR4lE5on8?t=6m40s
(6分40秒あたりから、40分あたりまで。)
プロジェクトの詳細は、Facebookページがあります。
長期的なスコープとしては、生み出されたアイデアを形にしてくために、いろんな人や組織が参画し、具現化していくことを想定しています。
今回のワークショップはそのために、多様な機関の医療従事者、及び、産業化を担いうるビジネスサイドの方やデザイン関係の方も参加して40名ぐらいで発想し、アイデアを伸ばし、良案を更に磨いてまとめていく、アイデア創出イベントをする、という運びになり、私がその部分を担当させてもらうことになった次第です。
3.いつもと違う点
いつのアイデアワークショップ(アイデアソン)は、アイデアフラッシュを、ファシリテータである石井が(非・明示的に)行っていました。例えばこんなアイデア、あんなアイデア、と、簡単なアイデアを即興でちょっと出す、ということを。今回は、内容がより専門的であり、かつ、専門人材が多いということで、クライアント(=テーマ持込み者のこと)が、自ら、過去に思い付いていたことなどを、多面的にパパパッと紹介する「アイデアフラッシュ」の5分間を挟みました。テーマや状況によってはこうしたパートを挟みます。
- アイデア創出イベントとしては、最後に全体プレゼンがあったほうが、イベント的に共有や満足感が上がります。今回は、イベントで終わりではなく、その先の開発や産業化を主眼にしていますので、イベント的な構成の良さを諦めて、代わりにこのような構成に。(時間がもっとあらば、いろいろできたのですが、有限の時間枠の中で、大事なものを残し、非重要なステップと判断したものを外しました。)なお、スマフォに取ることで、全体プレゼンがないとしてもまとめる強制力が働きます。
- このプロジェクトは、進化していくプロジェクトです。異なるテーマが異なる進捗で異なる外部メンバーを取り入れながら、展開していくでしょう。その中で、次々入ってくる(そして、ステージを終えて出ていく)人がいますが、その人たちに「根源的には、こういうアイデアを具現化するチームなんだ」というのを一発で共有できるように、プレゼン・ビデオを作ります。これがあることで、新規にメンバーに入ってもらいたい方に打診する際に「○○というアイデアで、、、」という説明を大幅に簡略化できます。(アイデアのまた聞き、というのは非常にロスの多い作業ですが、それを回避します。)
4.将来、このページを見る方へ
2013年の秋のアイデアワークショップは、すでに終わっているでしょうけれど、プロジェクトの名称や土台は変わりつつも、未来においてもこれに準じた活動や組織があるでしょう。
本質的に医療従事者の方々が保持している取り組み課題です、このBEDプロジェクトは。このスライドのプロセスを使って、アイデア出しをしてみたい、という方がおられたら、このプロセスでよろしければ、お使いください。
もし、気が向いたら、石井にご連絡ください。「やったら、こんな風になったよー」と教えていただいたら、とてもうれしいです。
NHK放送(9月28日、午後6:45~7:00:静岡版)と、翌日の静岡新聞(に、本日の様子が流れました。
iCONの養成講座の受講中の方でご希望の方は、pptx形式(編集できる状態)のデータを差し上げます。ご希望の方がいらしたら石井まで。