求められる産学連携のサポート。
9月28日。ヒューマンサイエンス系の研究分野をもったある大学の産学連携部門の方とミーティングをしました。
仙台では、産学連携に関して、”学が多くて産が少ない”という特殊な状況にあります。多くの地域とはその点が逆なのです。大学はシーズの開放・活用をしたいけれども、それを使う企業がすくない。なので、新設の産学連携の部署では、積極的に対応をしてゆく必要があります。また、シーズ主導で研究プロジェクトが進むケースでは、出来上がるものは市場化に遠く、内部の事業化コーディネータが非常に苦労する例が多く見られます。しかも、往々にして、優秀な一握りの人が、全体の相当な割合のパフォーマンスを担っています。
本日ミーティングでおいでになられた方は、若いながらも、そうした組織の柱となる方でした。その方の詳しい要望は書くことができませんが、事業化の支援者として、できる限りのサポートをしてゆきたいとおもいます。いくつかの部分で私がお役に立てそうなので、案件が本格化すれば、ぜひいろいろ一緒にその方と仕事をしてみたいとおもいます。
ありがたいことに、下期や2007年度も忙しくなりそうです。どんな展開を見せるのか、いまから楽しみです。