オンライン「3人ブレスト」の事例(5月20日東北工大)(前編)
オンラインでブレストやワークショップをされる方の参考情報になればと思い、事例を記します。
(たぶん、ややくどくなります、適宜よみ飛ばしてください)
大規模授業で8分交代の「3人ブレスト」をオンラインで行いました。
スライドは↓です。
簡単に述べますと
全員を「ランダムな3人組」にして、8分間ブレスト。
そして、時間が来たら、一度大広間に戻して、またランダムな3人組を再構成して、送り出す。
これを4回繰り返します。
(これは、ビデオ会議室システム=Zoom、を用いました)
ここまでは、アイデアの醸成。いろんな人から花粉をもらう他家受粉です。
ここからはアイデアの素描です。
皆で1つのオンラインファイルの上に、アイデアスケッチを書いていきます。絵をかいてもいいけど、書けない人も臆せずに、文字だけで書ける「アイデアスケッチ」という形式です。
(これは、オンラインファイル=Googleスライド、を用いました。)
ここで、ちょっと長めの素描タイムを取ります。
休憩も合わせて、30分。
次は、良案抽出です。
魅力的(=面白い、広がる可能性がある)と感じるアイデアに☆をめいめいにうっていきます。
| この授業で皆さんが書いたアイデアスケッチ(実物です) |
| https://docs.google.com/presentation/d/1enlo_1kcGNOm5TgbymZH4co7wh8oQWmasN8Tr9pSzdg/edit?usp=sharing |
そして、☆の多い順に並べて、レビューします。
書いた人が1分ほど、そのスケッチをプレゼンし、ファシリが広げます。およそ2~3分。
なお、スケッチの次のページに白紙を置いて、そこにプレゼン&拡げコメントの際に、自由に意見を書いてもらいます。
リアルの大規模クラスではめったにない現象ですが、ここでものすごく大量のコメントが書き込まれます。
なので、これもレビューします。およそ7分~15分。
そんな流れのワーク構成です。
なお、余談ですが、スライドの前半では、しっかりめのアイスブレイク(兼、2つの今回のツールに慣れるワーク)が入っています。ZoomもGoogleスライドも、学生さんたちが初めてである、という状態でしたので。
なので、自分のところでやる時には、適宜削ってください。アイスブレイクも、必要量を超えて多くやればスピード感がなくなりますので。
以上です。
なにか足しになれば、幸いです。
なお、「講師の意図はわかった。でも実際にはどんな感じだったの?」というニーズに対して、5時間の講義=300分=を、100倍速に編集したものを載せておきます。
| 実際の様子(Zoomの録画の100倍速) |
| https://www.youtube.com/watch?v=mJKgldca2Us |
なぜか、Zoomの記録システムがエラーが多くて、意図せずブラックアウトしている時間帯が多いのですが、3分弱で、雰囲気を見てもらうことができます。音は「バリバリバリ」というノイズしかありませんが、人間の声を100倍速にすると、こういう音になるみたいで、元はすべて人の声です。
追記
| ちょっと、マニアックな情報 |
オンラインの授業あるいはWSは、タイムスケジュールのエクセルが肝です。
「ここで、何する」「次はこれをする」という段取りを書きます。
こうすると「緻密なシミュレーション」ができます。
そうするといろいろ助かります。
「これがうまくいかない時の備え」をメモしておく。
「みんなにチャットで伝えるURLをメモしておく」
そういう、覚えきれない量の処理をここに預けて、ファシリ&講師に専念できます。
また、最も左の赤文字は、実際の進行時間をメモしています。
どれぐらい、遅延しているの?を、常に把握できます。
これが、次回につながる財産になります。
どのワークが長くなりがちかが分かります。
石井の赤文字はあまり遅延していない感じですが、
正直に言うと、「あ、思ったよりもオンタイム」と思えて
かなり心が安寧に過ごせました。
オンライン授業は、没頭しているうちに、ハッとして、どれぐらい時間がたったかを見失いがちです。
しまった、長くなっちゃった、後で巻き返せるかな、と思うと、じりじり焦ります。
そういう場合に備えて、この赤文字でタイムラインに進捗を刻む、という寸法です。
この授業のアンケートを分析してみたら、ワークショップ型オンライン授業の改良ポイントがザクザク得られました。
これから、授業を用意される方にとって「あ、そういう観点で考慮しておくと、仕損じることが減るのか」という気づきを得られると思います。
長くなるので、次の記事にて書きます。
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