オンライン「3人ブレスト」の事例(5月20日東北工大)(後編)
一つ前の記事(前編)では、ワークの構造と、実際の様子を紹介しました。
後編は、そのアンケートから得られた改良ポイントを紹介します。
ワークが違えば、また、場が違えば、改良ポイントは違うはずです。しかし、これからおっかなびっくりにやってみる方にとっては、「あ、これも、気にしておくべきなのか」と他山の石にしてもらえそうです。そんな感じで紹介します。
”まず、結論から言え”、といわれたら、「仕分けてみると、以下のようなものがありました」。でも、それでも長いです。
人受講者の雑談講義の30分前雑談雑談学生同士のつながり学生だけのビデオチャット雑談専門サイトチャット(4)受講者の学習を助けるコミュニケーション学生同士の会話会話時間生徒意見裏会話教えあい人数3人グループメンバーの男女比(分ける、あるいは、同数)似た意見の人とグループ90名の大規模を分ける(2~3つ程度に)(7)先生運営リハを周到にユーザ環境の事前把握(2)簡潔な講義コンテンツを丁寧なツール説明(使用するオンライン・ツール)を小部屋の巡回巡回し助言を物デバイスデバイス統一PC参加義務付け(使用ツールの事前通達)スマホ対応VR環境使用デバイス毎で授業を分けるシステム、ツール軽いWEBサービス軽いシステム(2)代替手段(入力の)ツール数を絞る(7)事前アナウンス(カメラ)(3)ビデオONをアナウンス(2)お絵描きツールプロセスアイスブレイク最初に口頭挨拶アイスブレイク(2)ワークプロセス軽い進行役話し合い時間(2)ブレスト時の意見をチャットでメモ案の深掘り残り3分アナウンス作業指示の常時掲示今やっていることをワイプで(不具合からの復活者に必要)ワーク時の停滞無言時間の対処リーダー、代表記入リーダーを設定全員コメント匿名ディスカッション代表記入代表入力(2)休憩3分小休憩休憩しっかり(2)ストレッチFeedbackコメントを画面に表示スライドに匿名コメントポジティブなリアクション環境安定して存在する空間安定した掲示板障害の対処資料掲示意味・価値・情報匿名匿名(気楽でよい)匿名で広げる。その後、実名でワーク。実名・匿名切り替え(2)実名自己紹介時間メンバー固定(3)実名(発言に責任があってよい)(4)個人情報・顔出し配慮呼称提示個人情報配慮声ありビデオ無し参加(部屋を映したくない)顔出しせずにアイコン(身支度しなくて楽)テーマテーマを絞るテーマをもっと考慮インストラクション・掲示・提示アプリケーションの使用方法プリント機材操作方法多すぎない事前情報ツール説明資料五感(各要素に振り分け直し:主に「視覚」に関する要素のみ) |
これは、いわゆる「説明者がいて、初めて意味が分かる情報ソース」なので、動画で説明してみました。
これまた長くて恐縮です。
| 解説動画 |
| https://youtu.be/Gl6B_K3IOo0 |
(ビデオでは、上記とは異なる順で解説しています。要素が多い項目から順にしゃべっています。)
個人的には、アンケートを分析しながら、目からボロボロとうろこが落ちる思いでした。
学生は、リアルの場だと学びあいをしている。誤解を恐れずに言えば、私語にも実は機能がある。オンラインは私語が難しいような仕組みになっている。それによって、生徒の学習体験や効果が大きく落ちている。ーーそんなことに気づいたでした。
その他「アイスブレイク」と「軽い進行役を付ける」というのも、ハッとしました。リアルだったら、それに気づいてすぐ、声がけする臨機応変な教授法も、オンラインだと気づけないまま、やってしまうなと。
また、「代理記入(スマホでの参加者、低スペックPCでタイピングが困難な人に)」というは、オンラインの参加状態の多様性がもたらす凸凹を鳴らすのに大事だと思いました。
以上です。
オンラインのワークで困っているひと、あるいはこれからやるのに事前情報を収集している人に、何かのヒントを提供できているものになったならば、幸甚です。