クリエイティブ・リーダー
アイデアの組織「アイデアプラント」に、依頼が来るようになった頃の話、創成期の話を、すこし思い出として書きたいと思います。
当初、アイデア出しの代行サービス(ブレインストーミングの代行サービス)ということでスタートしたアイデアプラント。そういう事業モデルが成り立つか、という懐疑的な声も多かったです。新しい挑戦ですからね。
懐疑的な声の理由は2つ。アイデア出しを外部に託すだろうか。というもの。それから、アイデアにお金をつけるだろうか。というもの。
報酬の得られないことも結構ありました。それは好きなことだから苦ではありませんでした。そして、次第に、報酬をつけてくれるお客さんが増えていきました。彼ら彼女らには、一定の共通した”雰囲気”がありました。
アイデア関連の事業に高い報酬を出す人は、アイデアの少ない人ではないんです。アイデアフルな人、なんですね。
一見予測と反している気もします。アイデアフルな人がアイデアの関連事業を外部に求めるだろうか。しかし、彼らにもうひとつ共通していることがありました。それは、彼らが何らかのリードする立場、つまりリーダーであることでした。そしてその自身が率いる組織はリーダーに比べるとアイデアフルではない、ということも共通していました。
こういう方を「クリエイティブ・リーダー」と私たちは名づけました。アイデアの組織、アイデアプラントにとって、主たる顧客は、クリエイティブリーダーなんだ、と考えています。
追記:
ブレスターというツールを気に入ってくれている方の、ある声を最近聞きました。「この前さ、ある会議でブレストだっていうから、ブレストのルールどおり、トッピな意見も自由奔放にいった。そうしたらみんな困った顔している。みんな、遠慮しがちに言葉少なに発言するだけ。ブレスト的にやろうってはなしだったじゃないか。”もう!”とおもったね。」こんな雰囲気の言葉を。
地元仙台でブレスターを買ってくださった方は、私も良く知っている人が多いのですが、皆さん、大変クリエイティブです。私から見ても、とてもアイデアフルな人たちです。彼らは、いわば「クリエイティブ・リーダー」なんですね。本人はクリエイティブ。自分の引っ張る組織は、もっとクリエイティブになってほしい。そのための道具として、使ってくださる方が多いと感じます。
クリエイティブ・リーダーが、自分の組織をより協力に引っ張っていくために、アイデアの技法をチームに体験してもらう「アイデアボート」というコンセプトとその具体であるツールを、アイデアプラントは作りました。アイデアボード・ワークショップは、ボードを囲むチームが数時間で、発散から収束まで、創造的プロセスを体験します。創造的に話し合い、そして企画を創出していくプロセスを楽しく体験するものです。ファシリテーターは私石井がつとめます。日本中のクリエイティブ・リーダーに必要なサービスを提供していきたいなぁ、と思います。