もしも、感覚的なものを可視化できたなら。
8月7日。引き続き、感性マーケティングの研修に参加しています。
今日は、9つの各指標に対して、A4一枚の大きさに、イメージをクリップしていくワークをしました。雑誌から、その指標に近いものを、雑誌からひろって、貼り付けていきます。一枚の上にのるイメージがストーリーになるように。
午後の3時間をかけて完成させるのですが、これが結構なかなかハードです。雑誌を10冊以上、見ていきます。たぶん、1000ページ以上見ることになるんでしょう。その中から的確に、指標に近いカットを選び切り抜きます。複数のカットで構成されたシートがトータルとしてトーンが合っていることも重要なので、結構検討すべきことの多い作業です。
ちなみに私が3時間でつくったものはこうなりました。
愛・素・優
楽・趣・品
華・格・理 の構成で並んでいます。

次に、これを全員が前に張り出します。指標ごとにわけて。その上で、どれが一番その指標を表現しているか、ということを考えて並べ替えます。それによって、各指標の上位3つの共通項が、大体、その指標の良く表現したもの、と解釈できるようです。

私の作ったものは、時間をかけて作った指標のものは、比較的下の方になり、逆に、えいっとつくったものが、上位になったり。どうも注意興味がいく対象は、私の場合、いじりすぎ、になるのかもしれません。あっさりめ、半身構え、くらいがちょうどいいようです、私に限っては。デザインごとは、自然体。そう考えます。
午前中は、座学だったのですが、商品開発の10プロセスについてのお話はとても興味深かったですね。デザイン、というもを中心に、商品開発を語るとこうなるのか、と、新鮮にみていまたい。MOTのそれと矛盾するわけではないですが、フォーカスが大きく違います。商品の特性によっては、MOTでは語れない開発マネージメントがある。感性価値、デザインなどの視点が重要なものもありますね。
また、昨日のアンケート結果から、私の感性は次の要素が大きいことが分析されて戻ってきました。
1位…格
2位…楽
3位…理(かなり、小さい)
格、拡張とか厳格なイメージの部分が最も強いようですが、
一方で
楽、楽しい、楽観といったイメージも次いで持っているようです。
人間というのは、複雑で矛盾した感性をもっているんですね。
一連の研修を通じて感じているのは、「感覚的なものをもっと可視化できることができる。」「感覚的なものを評価軸でプロットしなおすことで、システム化、ビジネス創造、の可能性が沢山ある」ということ。21世紀の社会では、この辺のスキルはきっと重要性を加速度的に増していくと、私は思います。明日の最終日も沢山学びたいと思います。