観点チェックリスト原案、5viewpointモデル
ある程度の粒度をそろえて、世の中にある観点を洗い出す、という作業を、大掃除をしながらしていました。
様々な観点をみていったところ、網羅的とはいえなくてもかなり多くの部分をカバーする観点を5つにまとめられそうです。
「人」「物」
それから、それらがどのように働き、機能していくか、という「プロセス」
この3要素は、事業アイデアの分野で言えば、事業アイデアの3要素”市場””製品””ビジネスモデル”に相当します。
創造性の4つのPというものは、上記の3つに加えて、「環境」が入ります。
ところで、”上記の3つ”と”環境”とは異質です。テーブルや部屋の中にあるもの、と一方、そうでないもの。その意味で、”外側に不定の形で存在し、そこには無いもの”と表現されますが、逆に”内側に不定の形で存在し、そこには無いもの”があります。それが5つ目の「意味・価値」。
以上をまとめて5viewpointモデルとしてまとめてみました。

これらは、SCAMPERの48の問い(ビジネス系のアイデアのチェックリスト)、USITオペーレータ(技術系のアイデアのチェックリスト)、経営戦略論、プロジェクトマネージメント、プロフィットモデルなどを中心に要素を洗い出しました。TRIZの「空間‐時間‐インターフェース」という考え方も参考に。
これは、完全とはいえませんが、多面的に思考するための主要な観点を提供するものの原案として考えてみました。
観点は千差万別。事象ごと、といいがちですが、TRIZ的に考えると多分、ある程度大きな分類の粒度で述べるなら、数十個程度に集約できるような気がします。
何かについて観点を広げて多面的に考えてみよう、といったときのツールを創ってみようと思います。
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追記
29日にあげたエクスカージョンには、「動物の特徴」「遠くの場所」「他の人の職業の一日」がありました。上記とどう位置づけられるか、といえば
動物の特徴→「モノ」カテゴリー、「プロセス」カテゴリー
遠くの場所→「環境」カテゴリー、「意味」カテゴリー(特にバカンスを対象にする場合は顕著)
職業の一日→「人」カテゴリー、「プロセス」カテゴリー
追記2:
例えば「感動をさせるための何かを提供をしようとしたらどういう観点でアイデアを出すといいか」という命題があった場合に、次のように考えます。
「人」誰を感動させよう、誰に感動させよう、どういう立場の人を感動をさせるのか、どういう能力の人を感動させるのか
「モノ」何を使って感動させよう、どんな素材をつかって感動させよう、どんな動物で感動させよう、どんな料理、どんなプレゼント
「プロセス」どんなプロセスで感動させよう。どんな役割を担わせて感動させよう、モノにどういう機能を持たせて感動させられるか
「環境」感動的な環境で感動させられないか、感動的な状況にできないか、感動を捕らえやすい風土ができないか、感動にいい時期・いいタイミングがないか、感動にいい場所がないか、取り囲むモノに多重な構造を作ってそれで感動させられないか
「意味」感動の意味合いと似たモノがヒントをもっていないか、感情を掻き立てるものを使えないか、五感に訴えるものを沢山ミックスして利用できないか、逆に五感にさわるものを極力減らせないか、感動的なビジョンが創れないか、感動的なゴール設定とは、強みをつかって感動させられないか、機会を活用して感動させられないか
などなど、発想のトリガーリストを5ビューポイントモデルから作ります。世の中に発想のトリガーリスト(あるいは観点リスト)がないテーマの場合、この5ビューポイントモデルは、かなりカバーできる思考の多面性をつくってくれると思います。
気付き:
12月30日のエントリーで「具体的に考える」ことに言及していますが、その意味では、上記の5viewpointモデルから、トリガーを創ろうと思ったら、ある種の状況や人や対象を具体的に思い浮かべてその対象のコトをリアルに考えて、「発想トリガーリスト」をつくるといいような感じがしました。