リーダや”長”だって、さみしい。
繊細な部分まで観察していると、リーダの立場にいる人というのもいろいろさみしさを感じるものだと、気がつきました。メンバーが上から気にかけてもらえないとさみしくなったり自分の存在意義が見えなくなったりする。そういうことは経営事例では失敗例としてよく語られます。しかし、実際にはリーダや部長、社長といった人だって、部下が優秀すぎてなにも手伝うことができない時間が続くとさみしい。そういうものかもしれませんね。
上司に最後の詰めをお願いして花を持たせる、それができる部下のやり方だ、と聞いていましたが、”長”のさみしさ、に気がついてなるほど、その意味がわかりました。リーダだって、満足したい。満足してプロジェクトを終わりたい。できる部下たちが最後まで走り切ると”自分の存在価値、あるのかな”と一抹の不安を覚える、リーダの気持ちとはそういうものなのかもしれません。
語られることのない大きな潜在的部分、リーダだってさみしい。
そういう気づきメモでした。組織を作るとは下をケアするばかりじゃありませんね。上だって組織。彼らの満足も理解することがよりよい職場をつくるんだとおもいます。