今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか。
2005年のスタンフォード大学の卒業式で祝賀スピーチをスティーブ・ジョブス氏がおこなった動画を見る機会がありました。(今は、字幕inというものがあってとても便利ですね。)
彼はそのスピーチの中で3つのことを話します。3つめ「死」に関することを彼が話すくだり、およそスピーチのスタートから9分ぐらいのところでこう言います。
「今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか。」
今日の予定、たとえ今日で寿命が尽きる日だとしても本当にそれをやりたいとおもえる?と日々自問したら、遠慮したり無駄な一日を過ごしている場合じゃない、今日は、まっすぐに目的に辿り着くことをする日だとわかります。
言葉にはネガティブな印象のものがあり、それを使うのは私はすきではないので、あまり普段は使うことがありませんが、”常に死を思うことで人生をいきいきと生きる”(メメントモリ)という言葉もあり、これは大切な考え方だと思います。
今日は、まっすぐに目的に辿り着くことをする日。昨日も、明日も、明後日も。