力を蓄えてジャンプする
IDEO(シリコンバレーにあるプロダクトデザイン会社、大変クリエイティブ)の本に出てくる言葉です。
何のこともない普通の言葉のように感じますが、その体験をするとよくわかる気がします。
この週末、土曜日は深夜まで働き、日曜日はノートPCを持って帰らずに過ごしてみました。仙台にいながらPCなし過ごす休日は初めてです。
何度も、メールを見たくなったり、WEBで何か調べようとしたり、文章を書くのにファイルを開こうとしたり。手がPCを求めているのを感じました。
そして、いつもこのタイミングでPCをつかったり、仕事の一部をしたりしているんだなぁと認識しました。
PCがないので、ゆっくり子供たちと遊びました。ぷちぷちとしたプロックをつかってあそんで、下の子が部屋中にまき散らして大騒ぎ。追いかけっことしたり、マットレスのスプリングで跳ねたり。
そのうち、PCがないのもなれて、家族に意識が向かいました。普段もそうしているつもりでしたが、そうじゃなかったんでしょう。
よるも子供たちをお風呂に入れたらば寝かしつけつつ自分も眠ってしまいました。(おかげで10時間くらい寝ました)
寝る直前までPCで仕事をしていると、メールの急ぎの仕事や、次の仕事の仕込みをしながら、力尽きてPCを閉じるので、眠りが浅いのかもしれません。(普段は3時間くらいすると、自然に目が覚めて、起きて即、仕事をしています。)
いままで、口のはたが切れてかさぶたができて治らないでいたのですが、10時間寝て起きたら、かなり良くなっていました。う~ん、睡眠がいいのかPCレスがいいのかわかりませんが、大幅に体調がよくなったのは事実です。
そうして今日は、朝、起きて、ゆっくり本を読みました(普段は起きればすぐにPCを立ち上げています)。IDEOの本をじっくり読みたいと思いながらも、忙しい日々の中でなかなかできないでいました。朝の時間帯は頭がゼロ情報なので、本を読むのには最適。ずいぶんそのことを忘れていました。
さて、IDEOの本に、タイトルの言葉があります。「力を蓄えてジャンプする」今朝は朝、オフィスに出るまでに、いつもよりも力強く体にエネルギーがあることを感じました。あいさつをする声も、自然としっかりとしたものに。
駆け出したくなるような力がみなぎる。
自分を、そういう状態にすること。それが一番のやり方ではないだろうか。ふとそんな風に思いました。
休む時は休む(ただし、本当にしっかり安心して休むには、仕事を、しがかりにしないで、やりきってから、休む)ことをこれから実践してみようと思います。
少なくとも、早朝の読書は毎日30分、やりたいとおもいました。頭に入る量が全然違いますね。