潮干狩り、奥松島の波津々浦にいってきました
家族で初の潮干狩りに行ってきました。下の娘も自分で歩けるようになり、こうしたアウトドアな休日を楽しめるようになりました。
奥松島へは、高速?(仙台南部道路とか三陸道という)の鳴瀬奥松島ICでいくと速いです。太白区にある山田ICから2000円弱です。
開所の時間の少しあとに到着したらちょうど駐車場がいっぱい。田んぼ道にとめて歩くことになります。
大人は1000円、子供(4,1歳)は無料でした。DIYのお店で買ってきた熊手と100円ショップで買った簡単なざるで早速掘ります。近場で掘ってみるとなかなか出てきません。次第に沖の方へ。子供たちは泥遊びが楽しいのでアサリがあろうとなかろうと楽しそうです。子供用のスコップではそもそもあんまり掘れません。安全にたのしんでくれればそれでいいですね。
今回持ってきてよかったものは、熊手とざるのほかに、作業用の手袋でした。作業用に反面がゴムになっているものでこれはとても重宝しました。砂を掘り貝を探すときに手が痛くありません。熊手を握る手も疲れにくくて良かったです。
あとは、持ってくればよかった、と思ったものは、椅子です。中腰のまま掘り続けるのはきついのですが、慣れた人は小さな椅子をもってきていてそれに座って掘ります。あるいは強度の高いクーラーボックスをもっていて、それに座っています。
それから、簡単な軽食。おなかが減りますがひとたび浜にでればなかなか車に戻れません。砂だらけですし。そこで簡単な軽食があると、ちょっと休憩しつつ、栄養が取れるでしょう。つわものになると、岩場でお弁当を食べていました。トイレが貧弱なので、あまりたくさん食べたり飲んだりはしないように注意も必要です。
それから、車に戻って気が付きました。持ってきて便利だったのはペットボトルの水、これは節約して使っても6リットルくらい使いました。砂が落ちないし潮のにおいがなかなかとれません。大人もパンツまで濡れることを想定してすべての着替えを用意しておきましたがこれは正解でした。パンツまで濡れました。ここで用意しておきたかったのが、全身を包むバスタオルです。ポンチョのように小さな着替え空間ができるといいですね。人通りのあるところで下着をかえることは(大人は)本当に難しいなぁと思いました。砂だらけで車中に入るしかありません。全身を包むバスタオルか、簡単な着替え用のシェードがあると便利です。それから、小さくてもいいのですのこ、があると便利です。砂地で足まできれいにして靴をはくのは難しいのですが、すのこがあると断然楽だっただろうとおもいます。小さくてもかまわないので一つあると便利。
この日は2時間半くらいいました。大体20~30個くらいのアサリが取れました。翌日の味噌汁にしてしまえば終り。交通費を含めると、一つ500円くらいするアサリ、ですが、そこは、子どもたちと楽しい体験ができるレジャーですから。
取れた時の楽しさが予想以上に大きくて大人も楽しめます。どんどん沖に向かって入って行きたくなるし、いい道具もほしくなります。若い学生たちもたのしそうにやっていました。
余談:
偶然の要素がある作業はギャンブルに似た楽しさがあるのかな、とおもいました。人間が楽しさ、おもしろさを感じるには、適度な不確実性(確率論であらわれてくる世界)と狙いが当たる外れる、という予想性があるのかもしれません。
もっとも、それが経済的であるかどうかは、別。一粒500円の高級アサリを食べる人がどれだけいるか。そういう価値観は、こういう楽しみには、外に置かれるべきことかもしれません。