新しい概念を伝える時の3つのルール
(このエントリーは、自分の頭の整理です。
いわば、フィッシュ哲学ならぬ、アイデアプラント哲学。)
新しい概念、難しい知識を伝え短時間で理解してもらうために
コツがあります。
本質を結晶化させると3つにまとまります。
ルール1「近似する。知っているモノゴトで」
ルール2「芯から言い始める」
ルール3「絞る。3つまでに」
どんな概念も、
理解者は知っている行為へ分解して理解します。
その人が持つ視座でしか、理解しないためです。
その概念に習熟すると
その概念を一つの存在として、視座の集合に迎え入れています。
学習者は、
伝えられる情報を積み上げます。
広い何もないテーブルの上に、積み上げていきます。
概念の要素を。
はじめに伝えるものが、土台になります。
それが、伝えるべき物事のはじっこだと
理解の積み上げがひどくいびつになります、。
認知のストレスが上がります。
なので、いうときには、一呼吸置き、整理して、
芯から、つたえます。
人間の頭の短期記憶は容量が小さい。
仮置きの情報を、積み上げすぎると、最初の3つを残して
あとは滑り落ちています。
相手の手の中に、ボールを、3つ以上、もたせない。
そういう意識が重要です。
仮に腕に抱えてもらったボールを、一度、あるべきところに
置きに行ってもらうことが必要です。
休憩するか、日を変えるか。あるは、まとめの整理トークをするか。
そうします。
3つのルールを適用すると、
「新概念を、相手に理解してもらう時には、
それを、既存のよく知っている行為3つで近似する。」
ということになります。
3つではとらえきれないこまかいことは、
ひとまず捨てます。
何を残すか、といえば、それは、芯。
そういうことだと、おもいます。