何かが具現化するには、低コストの試し手を、素早く3手、打ってみる。
アイデア(思い)→市場規模や事業化確度(数字)
のフェーズで、悩むことって多いですよね。
アイデアを扱う仕事ですのでそれは、とても、感じます。
MOT(技術経営)の大学院生だったときに、
起業家インタビューを研究の一環でしていましたが、
その時にわかったのは
「早く試して、早く知る。
ただし大怪我しないように工夫して」
という心理様式でした。
具体的には、タイトルの言葉にまとまります。
そんなあたりを、たまたま文章化したので、
掲載してみようと思います。
私が今、講師陣の一人として参画している起業家プログラムのMLで
送ったメールを、一部修正し掲載します。
何かが具現化するには、
低コストの試し手を、素早く3手、打ってみる。
そうすると、暗闇の中に思えた新しい土地でも、
おおよそのチャンスとか、
そのビジネスの地形がみえてきます。
「電光石火の試作」
と表現されるスタイル、ですね。
セミナー事業にしても、飲食物の事業にしても、
「低コストでできる試してを、すばやく、思う方向に3手打つ」
と、構想の修練度が飛躍的にあがります。
語れる言葉や実例がでてきますしね。
みなさんのチャレンジがもっと発展するように
心から応援しています。
どうしても書けない数字は、
現場か現物を、見に行く、触りに行く、ことで
当初思っていなかった発想がえられたりしますので、
計画書、かけないなーという時には、
ぜひ、ちょっと現場を覗いてみる、のもいいかもしれません。
一時間もそこに立っていると、ちょっとした傾向が、
自然と見えるようになります。
”漬物を買っていく人には大きく分けて、3つのカテゴリーがあるなぁ”とか。
その時に”買う分量も結構、ちがいがあるぞ”とかとか。
長くなりました。
思いを数字で語る、まだその前段階のアイデア醸成の方が
いらしたら、いつでも遠慮なくご相談下さい。
出張中でも極力、48時間以内にお返事をお返しします。
このプロジェクトでは、アイデア開発のフェーズを抜けて
事業計画書への落し込みと、プロジェクト期間のゴールが
みえてきた段階です。
20年たったときに、素晴らしい事業を経営されている方が、
”あの時芽生えた事業がこれですよ”といわれる未来がきっとある。
そう思うんです。
そういう可能性を大切に育てるお手伝いを、
心を込めてしたいなぁと、おもって、このプロジェクトに
参画しています。