ブレストの道具を作ることはそう難しくない、という話
アイデアプラントではブレストの道具をよく作ります。製品になるものもあれば、一瞬で役割を終えるものもあります。
後者でいえば、かなりいろんなものがブレストの道具には、なるんですよね。その場限定、その時限定で、良いというならば。
たとえば、岐阜の夜、会津の佐々木さんと飲みながら話していてiPadの裏のメモスペースに書きつけたメモには、こうありました。
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ゲーム
3つの要素を切り出すワーク
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パターンカード化
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ブレスト要素カード
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これは、たしか、ブレストの中でゲーム要素をブレストする場合に役立つ道具がこうやったら作れますよね、という会話をしていた時の物です。
1)皆でいろんな優れたゲームをリストアップして
2)ゲームごとに、面白さの要素を三つ書き出す。
3)引き出しそうな感じの強いものに各々が☆を付ける
4)それらを似たものでまとめる。
5)ブレストで使えるような適切な要素化を行う。
(基本的に1単純化、2粒度を整える、3五十個以下にする)
多分、うまく行くかどうかは、☆のつける度合いに寄りそうです。
出して評価して束ねるという作業は後半には高度な創造的編集作業が要ります。自己矛盾的概念ですが、編集も創造的な作業です。この辺の部分は何度かやるとなれます。
この主題を「ゲームの着想」にしたのでこうなりましたが、これを別のテーマにすると別のブレストの道具を作ることもそう難しくありません。
発想トリガーとかパターンカードとか、その辺のアプローチがこれですが、外にも6色ハット法にちかい感じで、明確な役割の生成も、ブレストを盛り上げるのに使えます。
その辺の話もまた、ゆっくり書きたいところではあります。