自己吸着性シートで「大きな紙のケース」を
先日の自己吸着性の樹脂シートをつかって、消せる紙(A1サイズ)を入れて持ち運ぶためのケースを自作しました。
マキサヤ(巻き鞘)、と命名しました。大きな図面や消せる紙A1など、大きな紙を入れることができます。
A1の紙を完全にカバーします。自己吸着性があるのでくるっとまけば、それだけでぴたっとくっついて筒の形状を保持します。紙面には全くつきません。
巻いていない状態へ拡げるとこんな感じです。
この形状、わずかに「タル」のように端部を幾分狭くしているのですが、これは簡単に巻き取る為の改良を繰り返した結果、生まれた形状です。
このマキ鞘で、このA1の紙4枚位であれば、十分に巻いてケースにできます。
よく見るような、プラでできた完全なポスターケースにくらべると、そこまの強度はありませんが、鞄に突っ込んでおいても強度はそれなりにあるので、故意に潰したりしなければ、中の紙は全く折れたりしません。普通、A1の模造紙を裸で鞄に突っ込んしまうと、つぶれて折れてしまうし、紙の端が擦れたりします。マキサヤはその程度ならば、まったく中の紙を傷めずに保持します。
紙を入れていないときは小さくできます。
A4縦の長さよりも小さくなるので、たとえば、目的に大きな紙を持参して、帰りは紙を入れる必要がなければ、マキサヤは小ぶりの鞄の中にすっと収納することもできます。
個人的には、このマキサヤは、「消せる紙A1」を持ち歩く時に非常に重宝しています。ポスターケースを持っていくとなるとかなり大がかりな感じがしてしまいますが、これだと、ものものしくないので、カジュアルに大きな紙を持っていくことができます。
2月5日のアイデア創発ワークショップでは、みなさんのアイデア次第で、更にいろんなものを作ることができるでしょう。