東北堂印刷さん、知的なカードやノートのアイデアの刺激、ザクザクと
書きたいな、とおもって、年も明けてしまった出来事があります。
私の書斎のすぐ近所に、東北堂印刷さんがあります。実は100年を超える老舗企業さん。
縁あって、その五代目の佐々木さんと出会うことがありました。彼もIDEOを訪問されていたりして、とても話の多様性が高く愉快な(そして、アイデアフルな)人です。
キッズデザイン研究会で出会って、一度お話ししましょう、ということで、年末も差し迫った冬の日、彼の所を訪問してきました。(このタイミングで書いたのは、先の The Arrivalを貸してくれた友人、というのが、この佐々木さんなんです。それで、つながりで書きます。)
お互いの興味が近いということもあり、それぞれ、面白いと思っているアイテムを紹介しました。佐々木さんの所有するタロットカードはとても深い奥行きのある世界観をもったものでした。(佐々木さんは、後で行う「物語を作るワークショップ」でも非常にイマジネーションを発揮されていましたが、タロットと物語の作り方は、根底で類似性があるので、さもありなん、と思いました。)
こういう特殊な形状、特殊な表面加工のカードもあります、と紹介してもらいました。
私の方の試作品も、いろいろ紹介しました。
他にも、紹介したい知的活動をベースにしたカードツールがいろいろありますよ、ということで、原始的なアイデアを話しあいながら、カードを紹介していきました。
佐々木さんの引き出しは広いなぁと思ったことの1つが、海外のこういうものをよく持っている点です。
壁に落書きをする気分になれるノート。様々な壁の写真があり、そこにちょうど落書きしてみたくなるスペースがあるんですよね。子供のころ、やりたくて、でも我慢した壁の落書き。これを思いきり楽しめる本です。ノート、というべきでしょうか。
あ、これ、いいな欲しい(自分でも、作りたい)、と思わされるノートが、沢山ありました。落書きできるノートかー、それの東北版というか、仙台のコンテンツを掛け合わせたものを作ってみたいなぁとか、思っていました。仙台野菜をうっすら背景にしたノートとか、伊達政宗や支倉常長、仙台四朗、など、仙台ゆかりの有名人にひげ書いたり、セリフをしゃべらせたりするノートも、アイデアを書き留めるノートしては緩くていいなぁと思いました。空の写真を撮り続けている人がいるのでその人の写真から50枚ピックアップして、「クラウド・ノート」なんてつくったら、自由に筆が進みそうだなぁと(この間、0.2秒)、佐々木さんにいろいろ見せてもらいならが、そんなことを思っていました。
実は私はこの後、豪雪の会津を車で越えて、自衛隊出動となったあの西合図の峠をぎりぎりの所で脱出して新潟へ移動したりしてすっかり、この時のことをブログに書くのが遅くなっていました。彼とのつながりが、2011年は大きな影響を持ち始めています。そんな昨年末の出会いでした。
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追記:
いま、一緒に、月に一回ぐらい、ビジネスとボードゲームの接触点から何かを生み出してみたい会をしています。ボードゲームをしながら、ブレストをしたりして楽しんでいます。(トランクで時々、ボードゲームをしている姿をご覧になられた方もいらっしゃると思いますがそれが、そうです。)
生み出すものがいいものができたとして、ビジネスシステムをどう組むかもありますが、まずは、テーブルゲームのアイデアを大量に、楽しく作るグループができた、という状態です。