ひょんなことから会合に飛び込み参加。
今日は、地域のとある技術系企業の社長さんを朝訪問してきました。以前からお声をかけていただいている社長さんで、技術的な話と、今後の方向性についてお話を伺いました。なるほど、こういうところにこの業種の進むべき道があるのか、と感心してお話を伺いました。
そして、私のコーディネータの仕事、というよりも、対企業さん向けには、テクノプロデューサー業としての仕事をするにあたり、何かお手伝いできることはありませんか、と御用聞きをします。私たちの民間企業のコーディネータは大学に併設の組織ではないので、待っていれば支援希望者が来るわけではありません。従来のコーディネータが大学サイドにいるとすれば、私たちは産業サイド(企業サイド)にたつコーディネータ、といえるかもしれません。その意味では、技術系企業を周り、技術の事業化というくくりの中でお手伝いできることを探して提供していくようなある意味、テクノロジー三河やさんです。
私がそういうことをお伺いする企業さんには自然と一定の特徴があります。これは後で気がついたのですが。それは、非常に熟成された優れた基盤技術を持っている技術系企業さんであることです。
社長さんにそのお話(支援ニーズ)を聞いてみると、明確なお答えをいただく代わりに「ちょうど今日の夜、4社会合がある。そこに参加するか?」とおっしゃっていただきました。急遽夜の予定を調整してそこに参加させてもらったのですが、とても貴重なお話がお伺いできました。そしてどの方も経営者や幹部の方で、大変優れた業績をお持ちのかたばかり。ミーティングは真剣で、かつ、話が早い。なにせみんなが経営者ですから、一言いえば、言わずもがな、すぐに話がわかります。取り組まれている内容も非常に社会的意義の大きいもので、その事業へのずどんと太い覚悟がとても印象に残りました。言葉でそういうことを言うことはないのですが、全員が覚悟をしている、そういう雰囲気が満ちたMTGでした。私がお役に立てることがあれば、最大限のことをしたいと思います。