休日だからこそ感じた産学官連携の「肝」。
2月3日。節分。今年は家族とはなれて過ごす節分で、土曜日でも一人で過ごしていました。最近はもっぱら休日といえど開発作業に没頭しています。
そんな時、ふと産学官連携で進めている自社商品開発プロジェクトの開発パートナーからメールが。土曜日とはいえ私からお送りしたメールにその日のうちにお返事をいただけるこのスピード感(今日でなくても間に合う内容ですが、それでも、はやく返事をいただいたのです。)
しかも夕方前には「石井さん、今から、そのパッケージ素材をめぼしい店で探してみるので・・・。」という電話が。ああ、ありがたいなぁ、とおもいつつ、いくつかの会話をして、電話を置きました。
そのときに思い出したのが、「産学連携の成否をきめる重要ポイント」という話でした。コーディネータをしているとそういう分析データを目にすることもあります。そこにあるのは、一番重視されるポイントが「人」であること。これは意外と複数の異なる資料が同様にしめしています。
何をするか、どのようにするか、というその前に、「誰とするのか」が大事。これは、ベンチャーキャピタルの投資判断の決定要因でもそういわれています。起業家支援の世界でも、そういう視点は重要といわれています。
私はその電話をおきながら、「ああ、開発パートナーに恵まれたなぁ」と思いました。私自身のプロジェクト推進能力は決して高くありませんが、ゴール目前までなんとかこれたのはチームのメンバーが良かったからだと思います。
そんなわけで、今日も実践の中から、産学官連携の「肝」となるエッセンスをひとつ学んでいました。