現代のノブレス・オブリージュ。
10月25日。3年間ずっとお会いしたいと思っていたある方にようやくお会いできました。
大変多忙な方です。世界中に製品を提供する企業の創業社長であり、地域社会をつくる・人をつくる活動を力強く進めてこられた方でもあります。
詳しくは改めて書きたいと思いますが、私はこの方に半日のお時間をいただき、そしてその奥様ご子息にも貴重なお時間を頂き、その方の意志や社会や人への愛情を、肌で感じていました。
次の世代を担う人材たちに薫陶を与える。
そういう言葉が古い本にありますが、そういう「薫陶を与える」ような人物には共通のものがあると、今回の訪問で特に感じました。それは、現代のノブレス・オブリージュを、地で行く生き方をしている人である、ということです。
高貴な、という表現は現代社会に、特に日本には、そのまま適していない訳ですが、ある種の幸運や努力で掴み取った特別なポジション、プロフェッショナルな能力、という位置づけが、現代のそれに相当すると思います。
「プロフェッショナルは、社会的であれ。」
私は現代のノブレス・オブリージュに共通するものから、それを感じ取り、確信を深めています。
一歩一歩、プロフェッショナルに。そして人や社会への愛を、自分と周囲へ育みながら進んで行きたい。そう強く、思いました。