何かプロダクティブなことを
私は思うんです。
「動きたい人はどんどん動けばよい。周りがドタバタと忙しくとやるからってことにつられてなんとなくじたばたして、結局のところ何も手につかないことをしているなら、じっくりとなにかプロダクティブなことをしていればいい。ハッキリしたことは分からないけれど、人は生産的な行為に没頭することで健やかな気持ちになれるところがある。特に男性は明確な役割や能力の120%水準の仕事を1つ持っている方が没頭して動け、ストレスも減らせる。
可能かどうかは輪からいけれど、たとえば、とにかく待機しかできない状況ならば、大量の毛糸と編み棒とかを手に入れて、「避難所制手編み製品工場」を立ち上げるのも、いいかもしれない。売れれば、子供たちの必要品や再建費用にわずかながら、充てたりしてもいいし、それよりなにより、「生産的な行為に没頭したい」欲求を持った人の精神を健全にする。本の朗読CDを作成する軽作業であれば、それを販売するのはネットからであり、物流の弱体化した現在でも十分に経済的価値に変える機会があるだろう。」
そんなことを、ふと思いました。
実践するには様々な懸念要因を洗い出して無害化の処置を行ってからでないといけないでしょうけれど、一つの切り口として、未成熟なアイデアを書いてみました。
蛇足
被災地域にいける状況でもなく、何もできなくて悶々としていることでやり場のない慟哭に思考がまとまらないならば、手間のかかる地道な手作りの品を作り、オークションに出して売れた収益を寄付してもいいでしょうし。
友人で、松阪の池山さんは、チャリティーCDを作って一生懸命、努力をされています。いきなり誰もがセミプロのシンガーになれるわけではないのですが、「あなたが得意なもので、何かを生産し、被災地に収益を届ける」ということをしてもいいと思うのです。
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1.あなたが得意なものは
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この3つのことを考えてみると、やり場のない衝動に、水路を作り出すことができるでしょう。後はそれをトライしてみる事。危機的な時には変革がしやすい絶好の機会。いまは、何かを転がしだすときの質量が劇的に軽いので、やってみてはいかがでしょう。
・・・ここまで書いて、ふと思い出したので 「新事業を始めるときに初めに考えるべきこと」の4要素を 「大学1年用に加工したシート」 を添付します。
これの通りに考えていくと、ビジネスアイデアの基本となるところが描けますよ、という超簡易版の新事業構想シートです。この4つを埋めることができると、ビジネスアイデアとしておさえの利いた、いい企画が作れます。
こういうのをみんなで発想しあうワークショップもいいですね。